メガネ屋が観たMI5 ローグネイション
大 人気スパイ物映画
“ミッ ションインポッシブル・ローグネイション”
が ヒットしています。
私 も先日、見てきました。
今回の見どころはスタントマンやCG を使わず、自身によるスタントにこだわるトムクルーズが、上空1500メートルを時速400キ ロで飛行する軍用機につかまるシーンです。
前作では、828メートルという世界一の高さを誇るドバイの超高層ビル「ブルジュ・ ハリファ」の壁をよじ登るという無茶なアクションに挑戦したが、今回はそれをはるかにしのぐ危険度。
さすがのトムクルーズも「不安で眠れ なかった」と語るなど、1歩間違えば主演俳優の死につながりかねないシーンに挑む 現場の緊張感を余すところなく伝えています。
撮影では命綱で体を支えただけで、下半身は宙ぶらりんの状態。
ただでさえ無謀だが、計8回もスタントに挑戦。「(扉にぶら下がっている最中)風が全身を打ちつけた。本当に怖かったよ」という言葉が、ま さに命がけの撮影だったことを物語っています。
こ こでメガネ関係のブログなもんで、それにまつわる撮影秘話ですが俳優がゴーグルをしていないのも問題で、時速450キロ以上出ている状態で目を開こ うとするとどうなるか分かりますか?
(車で100キロで走っていても目を開けられません)
飛行機につかまっている部分というのはエンジンの真後ろなので、エンジンからの排気ガスをもろに吸うことになるのです。とくに使用したのが 軍用機でエンジンもいっぱい(デカいのが左右4発)。
バードストライク(鳥との衝突)も命に係わる問題になります。
いかにも悪役風の機体です。でも実際にEUで実戦配備されているのですよ。
それを解決するために、目全体をカバーする分厚い特殊コンタクトレンズを着用したのです。コンタクトレンズを付ければ、撮影中の爆風でも目 を開けるし、ほこりが目に入ることも防げます。
まだ映画上映中ですのでこんな一面を意識して観るのも面白いですよ。
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